「ヘアケア」カテゴリーに関する情報まとめ

情報公開について

BiDANでは記事内のソースである書籍、論文、美容研究家、管理栄養士、美容アドバイザーからの情報を一般開示しています。

知的財産となるこういった情報は社外秘にすることが一般的ですが、BiDANは「より多くの男性にわかりやすく美容情報を提供する」ことを理念としており、より多くの方々に美容情報を得ていただきたいと考えているため、一般公開をし、また法的範囲内での記事の引用を許可しています。

以下はヘアケアの記事の内容の情報源となります。

※本記事内容は2017年10月23日地点での情報です。

頭皮と髪のメカニズムについて 

頭皮と髪のメカニズムについて解説をします。

髪の毛の役割とは?

衝撃を吸収してくれる
人間の頭部はほとんど脂肪や筋肉がないため、脳を守るのが頭蓋骨。頭蓋骨が損傷すると脳にもダメージが起きるため髪の毛で守る効果がある)

紫外線を防ぐ効果がある

・体の中の老廃物や毒素を出す効果がある(以外と知らない人多いかも?)  

髪の毛の種類

・軟毛

・メラミン色素がほとんどない

・色が薄く・細い

・キューティクルが少ない(枝毛になりやすく、ダメージを受けやすい)

・カラーやパーマがかかりにくい(シスチン結合が少ない為)

・ハリやコシを与える為、ノンシリコンシャンプーがおすすめ

☆硬毛

・メラミン色素が多い

・色が濃く・太い

・髪にタンパク質が多い為、キューティクルに隙間がない

・アミノ酸や油系シャンプーがおすすめ

髪の毛の成分

・ケラチンタンパク 80~90%

・水分       10~15%

・メラニン色素   3%

・脂質・無機成分(ケイ素・リン・マグネシウム)1~6%

髪の毛が作られる仕組み

・髪の毛は「毛幹」と「毛根」に分けられる

 毛幹⇒頭皮から出ている部分(髪の毛)

 毛根⇒皮膚から見えない根本部分のこと

 毛球⇒毛乳頭と毛母細胞から成り、毛乳頭が毛細血管から栄養分を吸い上げ、その栄養をもとに毛母細胞が細胞分裂をすることで髪は成長する

ヘアサイクル

・髪の毛は「成長期」⇒「退行期」⇒「休止期」を繰り返しながら生え変わる

 成長期⇒髪を作り出す毛母細胞が活発になり、男性は2~6年・女性は4~6年かけて成長する。髪の全本数の約85~90%が成長期に値する

 退行期⇒毛母細胞の進行が衰えので成長が止まる(2週間~3週間)

 髪全本数の約1%が退行期に値する

 休止期⇒毛母細胞の働きが止まり、髪の毛が抜けていく(2~4ヵ月続く)

 髪全本数の約9~14%が休止期に値する

皮膚と構造の成分とは?

・皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3構造から成り立っている

 表皮⇒スキンケアで1番重要となってくる外側の皮膚

 下から「基底層」→「有棘層」→「顆粒層」→「角質層」と構成されている

 バリア機能とターンオーバーの役割を担う(厚さ0.2mm)

 正常のターンオーバーは4週間・28日周期

 真皮の状態が悪くなるとバリア機能が失われ、真皮へとダメージが進行する

 真皮⇒肌の本体であり、肌のハリや弾力を保つ

 シワやたるみは主に真皮の劣化が原因

     厚さ1.8mmで肌の約90%を占める

 60~80%が水分でできている(肌のみずみずしさの源?)

 コラーゲンやヒアルロン酸から成り立っている

 線維芽細胞が「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」を生み出す

 皮下組織⇒筋肉の上に乗っている脂肪の層

 表皮と真皮を支えている

 大量の脂肪を含んだ組織で、血管・神経・汗線などを保護する役割を担う

 外部からの衝撃や刺激を和らげるクッション的な役割    

頭皮と他の皮膚って違いはあるの?

・理論上の構造は全て同じ構造となっている

・頭皮と顔の皮膚で違うところは、毛穴の数やサイズが違う

 頭皮の毛穴は顔のTゾーンの約3倍存在する

・体のどのパーツと比べても皮脂線の数が多く、皮脂分泌が活発である

・手入れをする上で重要なのが「髪に覆われている」という事実である

(蒸れやすく洗いにくい・湿度が高くなってしまう)

・他の皮膚の比べるとバリア機能と保湿機能が低い

頭皮の健康状態をチェックしてみよう!

①頭皮の色

日本人の頭皮の色は、肌の色より少し青白である。炎症状態になって赤やピンクなってたり、血行不良で茶色や黄色などはよくない

②柔らかさ

健康が保てている頭皮は少し弾力があり柔らかいのが特徴。頭皮が硬いのはNG。逆に柔らかすぎるのもむくみの原因の為NG。こめかみ部分の弾力が基準となる

③脂ぎっている頭皮

頭を触り手がベタベタ感じると、頭皮に脂肪が詰まっていたり、頭皮の脂性が考えられる。整髪料をつけていない状態で、手櫛で髪をすいて髪がベタベタしたら脂性の頭皮である

④抜け毛の状態

平均的な抜け毛の本数は1日約100本程が正常である。それ以上抜けていると感じていると・・・黄色や赤信号!?抜けた髪が伸び切らず短かったり、根本の付着物があると頭皮が健康状態ではない。

⑤フケの量や質

通常の場合は量が少なく、肉眼で確認できない程細かなものである

目立つ程大量のフケ(頭皮の新陳代謝が乱れているサイン)

サラサラとした細かいフケ(頭皮が乾燥しているサイン)

湿ったかたまり状のフケ(皮脂が過剰に分泌しているサイン)

上記の原因で考えられるのはシャンプーがあっていない?シャンプーの方法が間違っている?生活習慣が乱れている?など・・・

頭皮を健康する為の方法は?

食生活を見直す⇒頭皮環境を整える栄養を補給する為に大切なことである

 脂っこい物を食べ過ぎると頭皮に影響が出やすい

 「タンパク質」「ビタミン類」「亜鉛」を多めに摂取するといい

 特に「ビタミンA」「ビタミンB」がいい

 (ビタミンA→うなぎ・にんじん・緑黄野菜など)

 (ビタミンB→納豆・レバー・ほうれん草・小松菜など)

睡眠時間の確保⇒日中に受けたダメージの補修、新しい細胞の生成など寝ている間に行われる

 睡眠不足や質の悪い睡眠は抜け毛などの原因になる

 髪のゴールデンタイム⇒22時~深夜2時

ストレスを溜めない⇒自律神経を乱し、抜け毛や頭皮トラブルの原因になる

 緊張状態が続くと血管を圧縮し血流状態が悪くなる

 自分に合ったストレス解消法を見つけよう!

頭皮マッサージ⇒頭皮の血行不良はトラブルの原因になる

 頭皮のストレスを緩和し、頭皮の血流を良くする効果の他に毛穴の余分な汚れを落とす効果もある  

頭皮ケアで嬉しい効果がある!?】 

血行促進→頭皮がほぐすことで血流が良くなり、髪に栄養が行きやすなる

抜け毛・薄毛予防→頭皮をほぐすことで柔らかくなり、抜け毛予防になる

デトックス効果→血行が促進されると、毒素が体外の外へ排出される

小顔効果→頭皮と顔の皮膚は繋がっているので、顔のむくみが改善される

肩こり・頭痛・目の疲れが回復→目の回りの血流の良くなるので、目の疲れが回復する

 (目から来る肩こり・頭痛がなくなりやすくなる) 

疲労回復→血行が改善すれば疲労回復が早くなりやすくなる

ホルモンバランス改善→マッサージは自律神経とバランスを整える効果がある為

頭髪と頭皮の洗浄

頭髪と頭皮の洗浄について解説をしていきます。

ここでは頭髪と頭皮の洗浄の、

・洗髪の回数
・洗髪におけるすすぎ

の2つの観点から解説をしていきます。

洗髪の回数

まずは、基本的な洗髪の回数から紹介をします。

大阪大学大学院医学系研究科皮膚・毛髪再生医学(アデランス)寄付講座 乾重樹教授が紹介する、北海道大学医療技術短期大学部の加藤恵子の研究によると、毎日〜3日に1回程度の洗髪を行うのが適当であるとの事です。

もちろん、頭皮環境は人によって様々なので、刺激性皮膚炎や季節による差を考えながら洗髪を行う事が重要になってくるとの事である。

むしろ、過剰な洗髪を行うとアトピー性皮膚炎の悪化因子や刺激性皮膚炎の原因にもなり兼ねないので、自分にあった適切な回数を選択する必要があると言えます。

洗髪におけるすすぎ

頭皮環境を健やかに保つ上では、洗髪におけるすすぎにも気をつけなければいけません。

乾重樹も研究によると洗髪におけるすすぎの目安は、

・短髪で約11L
・長髪で約15L

との事です。感覚では、「十分にすすげた」という感覚を得るまで行う事を推奨するとの事です。

悩み別のヘアケア

悩み別のヘアケアについて紹介をします。

ここでは、

・ふけ
・ハゲ

の2つについて解説をしていきます。

ふけ

フケ

出典:みんなの家庭

ふけとは

ふけに関しては、写真のような皮膚疾患ではあるが、ふけの定義に関して、帝京大学医学部付属溝口病院皮膚科の清 佳浩さんが定義しているので、参考にしてください。

ふけとは、頭皮のターンオーバーが亢進して、角層が多量に産生される結果として生じる。

出典:スキンケア最前線

ふけの原因

ふけが目立つ原因は、

・皮膚病がある場合
・シャンプーなどの刺激によって生じる場合
・脂漏性皮膚炎の軽症型の場合

などの場合が主である。

通常病院での鑑別診断では、パッチテスト、直接検鏡、皮膚生検、血液検査などを実施して特定するのが一般的である。

上記共通の発生要因として考えられているのが、

・ストレス
・食生活の乱れ
・睡眠不足
・皮膚の常在真菌である癜風菌

の4つです。特に皮膚の常在真菌の癜風菌が最も重要な要因として考えられています。

癜風菌のふけの関係性については、以下の通り引用いたします。

癜風菌は皮脂を分解し、遊離脂肪酸を増加させる事で表皮のターンオーバーを早める結果としてふけ症が生じてくる。癜風菌は現在13種類に再分類されており、ふけ症で主役を演じている菌種はM.restrictaであろうという事がわかってきた。

ふけ症の治療や予防の観点から考えると、皮脂を適量に保つ事や遊離脂肪酸を減少させる事は重要な事で、そのためには頭皮の皮脂量に応じた適切な洗髪が重要である。さらに、増加している癜風菌を減少させる目的で、抗真菌薬を配合したシャンプーを用いる事は非常に合理的な方法である。

出典:スキンケア最前線

ふけの対策

ふけの対策については、上記清佳浩教授の通り、

・ストレスを抱えすぎない
・栄養バランスの整った食生活
・良質な睡眠をとる
・正しいシャンプーの方法
癜風菌が増加している場合は、抗真菌薬を配合したシャンプーを使用する

などが考えられている。特に毎日行っているシャンプーの方法やシャンプーは正しく選択する必要がある。

ハゲ

薄毛

ハゲとは

ハゲ、言わゆる皮膚科学上では脱毛症と言われています。

脱毛症を大きく分けると、

・成長期脱毛
・休止期脱毛

の2種類があります。特に世間の多くの悩みを抱えている方の脱毛症は後者で、男性型脱毛症があります。

男性型脱毛症はAGAとも言われています。男性型脱毛症は、成人男性の前頭部や頭頂部の毛が決まった形で薄くなってしまう病気です。

ハゲの種類

ハゲの種類について紹介をします。

ハゲの種類には、

・男性型脱毛症
・円形脱毛症
・先天性脱毛症
・粃糠性脱毛症
・トリコチロマニア(抜毛狂,抜毛症)
・瘢痕性脱毛症

の6つがあると言われています。

①男性型脱毛症

男性型脱毛症は、思春期以降で脱毛が生じる”若ハゲ”のことです。男性型脱毛症には、生え際(M字型)・頭頂部(O型)などがあります。

つまり男性型脱毛症の特徴は、生え際及び頭頂部から薄くなってくる脱毛症であると言えます。

②円形脱毛症

円形脱毛症は、突然、円形の境界鮮明な脱毛斑が発生してしまう脱毛症です。自覚症状を欠いてしまう傾向にあるが、数ヶ月で治癒することが多いと言われています。

円形脱毛症は、頭髪のみならず、眉毛やひげなどにも認められる場合もあり、全身の毛も脱毛したものを反発性脱毛とよび難治性の脱毛症であると言われています。

③先天性脱毛症

先天性脱毛症には、「先天性無毛症」「先天性乏毛症」「遺伝性症候群に伴う無毛症および脱毛症」の3つが主な脱毛症であると考えられています。

生下時に毛があっても、数ヶ月あるいは思春期までに脱毛してしまい体毛がほとんどない状態になってしまったり、細い毛がまばらに生えている状態になってしまう脱毛症です。

④粃糠性脱毛症

粃糠性脱毛症は、ふけ症と脱毛が合併したものであると言われています。

思春期の男子に好発すると言われており、頭部には常にふけが散布しており毛髪は細く光沢のない発赤を伴うことが多いと言われています。

⑤トリコチロマニア(抜毛狂,抜毛症)

トリコチロマニアは、自らの手で毛髪を引き抜いてしまうために脱毛を生じてしまう症状のことを言います。

学童期に好発すると言われており、患者は抜毛を否定する場合があるため、他の脱毛との鑑別が必要であると言われています。

⑥瘢痕性脱毛症

瘢痕性脱毛症は、外傷、熱傷、放射線などによる瘢痕形成の結果、毛包が破壊されて脱毛が生じてしまったものであると言われています。

ハゲの原因

ハゲの原因については、

・男性型脱毛症
・円形脱毛症
・先天性脱毛症
・粃糠性脱毛症
・トリコチロマニア(抜毛狂,抜毛症)
・瘢痕性脱毛症

の6つの脱毛症に分けて紹介をします。

①男性型脱毛症

男性型脱毛症の原因について、皮膚科学の代表的な教科書である、「あたらしい皮膚科学」より引用させて頂きます。

遺伝的基盤がある場合、ある時期から男性ホルモン(とくにジヒドロテストステロン)に対する毛包の感受性が高まり、成長期の短縮や休止期毛の増加、毛包の縮小、終毛から軟毛への逆転間などが生じる。これらにより脱毛ぶでは、細い疎な軟毛が生じるようになり、それも減少してついには脱毛となる。

出典:あたらしい皮膚科学

男性型脱毛症に関しては、男性ホルモンとの関係性により原因が特定されている事がわかる。

②円形脱毛症

円形脱毛症

出典:kids-health.net/577

円形脱毛症の原因についても、できるだけ確かな情報をお届けするために、上記参考図書より引用させて頂きます。

毛母細胞がなんらかの原因によって障害される事で発症する。栄養障害説、遺伝説、ストレス説なども考えられているが原因は不明である。自己免疫性甲状腺疾患やアトピー性皮膚炎を合併する例があり、自己免疫の関与も考えられる。

出典:あたらしい皮膚科学

円形脱毛症に関しては、未だ確かな研究成果が発表されていないのが現状である。

③先天性脱毛症

先天性脱毛症

出典:allabout.co.jp/gm/gc/398023/

先天性脱毛症に関しては、原因遺伝子(Hairless)などが原因として考えられています。

④粃糠性脱毛症

粃糠性脱毛症は、ふけと脱毛が合併した脱毛症である。そのため、大きな要因の一つとして”ふけ”が考えられる。

⑤トリコチロマニア(抜毛狂,抜毛症)

トリコチロマニアの原因は、抑えきれない衝動にかられるためであると考えられています。患者の精神的問題、家庭環境などが抑えきれない衝動にかられるのではないかと考えられています。

⑥瘢痕性脱毛症

瘢痕性脱毛症

出典:health.goo.ne.jp/medical/data/242055000_41.html

瘢痕性脱毛症は、外傷、熱傷、放射線などによる瘢痕形成の結果によるものです。

ハゲの対策

ハゲの対策も、

・男性型脱毛症
・円形脱毛症
・先天性脱毛症
・粃糠性脱毛症
・トリコチロマニア(抜毛狂,抜毛症)
・瘢痕性脱毛症

の6種類別に解説をしていきます。

①男性型脱毛症

男性型脱毛症に関しては、ミノキシジル外用、抗男性ホルモン薬などが有効であると言われています。また外用薬としては育毛剤、発毛剤も効果が期待できると言われています。

②円形脱毛症

円形脱毛症は、数ヶ月経つと自然治癒する事がほとんどである。必要に応じて、ステロイドや免疫抑制薬、育毛剤の外用薬を処方する事が一般的である。

しかし重症な患者には、PUVA両方、ステロイド局注などを用いて治療が行われる。

③先天性脱毛症

先天性脱毛症に関しては、明確な治療法が確立されていないようです。

④粃糠性脱毛症

粃糠性脱毛症の治療は、脂漏性皮膚炎に準じた治療が行われます。

⑤トリコチロマニア(抜毛狂,抜毛症)

トリコチロマニアは、患者の心理的問題、家庭環境、性格などを踏まえた治療が必要になると考え、精神科医などの協力しながら治療が行われます。

⑥瘢痕性脱毛症

瘢痕性脱毛症は、外科的手技が施され治療が行われます。

頭皮環境を健やかに保つシャンプー方法

頭皮環境を健やかに保つシャンプーの方法について紹介をします。

巷では様々なシャンプー方法が解説をされていますが、ここでは、全国理容連合会名誉講師である板羽忠徳(いたばただのり)さんが紹介するシャンプー方法について紹介をします。

シャンプーは1回ではなく、2回に分けて行われるのが特徴的です。以下「やってはいけない頭髪ケア」より引用させて頂いておりますので参考にしてください。

<マッサージシャンプーの流れ>

①シャンプー剤を500円玉くらいの量を手に取り、泡立たせる。

②泡立てたシャンプー剤を髪全体になじませ、1回目は汚れや皮脂を洗い流す。2回目はシャンプー剤を半分(100円硬化大)にして、頭皮を動かすように5分ほどかけてマッサージシャンプーを行います。

③最後はシャンプー剤が髪の毛や頭皮に残らないように念入りにすすぎます。シャンプー剤が残ると頭皮を傷める原因になります。

④リンス剤やトリートメント剤を使用する場合は、髪の毛のみにつけるように。最後にしっかりすすぎ流します。

出典:やってはいけない頭髪ケア

頭皮環境を健やかに保つ生活習慣

頭皮環境を健やかに保つ生活習慣では、

・紫外線対策をする
・タバコ・お酒は控えめに
・ストレスを発散する

の3つを紹介します。それぞれ詳しく解説していきます。

紫外線対策をする

紫外線は髪にとって害であると言われています。理由は、髪のケラチンを破壊し、キューティクルを浮き上がらせ損傷を与えてしまうためです。

毛髪のキューティカルは一度損傷をすると、修復する事は不可能なので、損傷が蓄積してしまいます。

有効な対策として、全国理容連合会名誉講師である板羽忠徳(いたばただのり)さんが紹介する対策を引用させて頂きます。

なるべく日光を避ける事が大切ですが、強い紫外線を浴びる場合は帽子などで髪を覆うか、UVケア用の乳液やクリームなどを肌だけでなく頭皮や髪にも塗っておくことことをおすすめします。急激なサンバーンを起こしたら早めに冷やして炎症の拡大を食い止め、ひどい場合は、皮膚科でステロイドなどの抗炎症外用剤を処方してもらいましょう。

出典:やってはいけない頭髪ケア

その他にも、緑黄色野菜に含まれるリコピンやβカロチンなどを摂取して、体内からも対策をする事をおすすめしています。

タバコ・お酒は控えめに

タバコやお酒の飲み過ぎは、毛髪に悪影響があると言われています。

タバコ・お酒と毛髪の関係性について全国理容連合会名誉講師である板羽忠徳(いたばただのり)さんの解説を引用させて頂きます。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結合し、全身的な酸欠を引き起こします。また1本吸うごとにビタミンCを25mg消耗し、毛細血管が弱ってしまいます。これらの事から毛髪や健康面に悪影響を与えてしまいます。

お酒は血行を盛んにし、ストレス解消にもなりますので、ビールでいえば1本くらいまでで、週に1日は休肝日を設けるようにし、深酒でなければあまり心配は入りません。とはいえ、アルコールはビタミンB1の消費を高め、毛髪の生育をふさいでしまいます。

出典:やってはいけない頭髪ケア

ストレスを発散する

ストレス状態や緊張状態が続いてしまうと、交感神経のみが働いたりして、ホルモンバランスが崩れてしまい、自律機能の失調が起こってしまいます。

ストレスは日常生活でどうしても抱えてしまう現象ですが、ストレスを抱え過ぎてしまうと身体に悪いのです。

バランスの取れた身体は、副交感神経と交感神経が交互に働いている状態です。ストレス状態が続いてしまい自律神経のバランスが乱れると、自律神経失調症と言われる病気にかかってしまい、脱毛症、特に円形脱毛症の引き金となってしまう恐れがあると言われています。

上手にストレスを発散する事と、副交感神経が刺激されるのは、午後10時〜午前2時の間なので、この時間帯に睡眠をとる事も有効であると言えます。

コラム

ここでは、上記では解説できなかった+αのヘアケア情報について紹介をします。

女性の脱毛について

びまん性脱毛症

出典:ikumouzai-ladies.com/hairtrouble/biman-usuge.html

女性の脱毛に関しては、男性の脱毛と比較をすると、確かなエビデンスを元にした治療法が確立されているわけではありません。

男性の脱毛は男性型脱毛(AGA)の頻度が多く、臨床像から見ても診断に迷うことは少ないと言われていますが、女性の脱毛は加齢とともに進行して、頭頂部を中心としたびまん性脱毛と言われる脱毛症が女性の男性型脱毛であるとする考えがあるとのことです。

医学的な治療法としては、脱毛全般に効果があるミノキシジル外用が唯一有効があると言われています。さらに診断する基準が確立されていないので、診断基準が曖昧なため現地点ではエビデンスの低いあるいは少ないものが多いのが現状であるとのことです。

女性の脱毛に関しては、皮膚疾患として科学的なアプローチが始まっているとのことです。

育毛剤の正しい使用方法

育毛剤の正しい使用方法について、全国理容連合会名誉講師である板羽忠徳(いたばただのり)さんの解説を参考に紹介をします。

正しい使用方法のポイントは、

・育毛剤を塗り込んだ後は、肩を回したり、首すぎを揉みほぐしたり、体の調整を行った方と良い。
・育毛剤をつける前は、十分に水分で濡らしてから使用すること。
・育毛剤の塗布はきになる部分を中心に指で髪をわけ、頭皮につけるように行う

の3つです。育毛剤は間違った使用方法をすると、かえって薄毛等の頭皮の悩みが悪化する恐れがありますので、正しく使用するようにしましょう。

また、それぞれの育毛剤の使用方法については、取扱説明書に詳しく書いていると思うので、参考にして使用するようにしましょう。

市販の育毛剤の効用

市販の育毛剤の効用について紹介をします。

市販の育毛剤の効用については、皮膚科学会がその効用を認めているものは、「ミノキシジル」という成分が含まれている「リアップ」(大正製薬)のみと言われています。

また、薄毛に効果のある成分について、あらなみクリニック総院長の荒浪暁彦さんが紹介しているので、引用をさせていただきます。

育毛配合成分のうち、皮膚科学会で本当に効果があると言われている成分には、「ミノキシジル」(毛母細胞増殖、たんぱく質合成促進、血行促進作用)がありますが、その他にある程度は認められたものとして、

・血行促進:塩化カルプロニウム、センブリエキス、酢酸トコフェノール
・毛母細胞,毛乳頭への作用:アデノシン、t-フラバイン
・角質軟化:サリチル酸
・栄養補給:ペンタデカン酸、ニコチン酸
・皮脂分泌抑制:エチニルエストラジオール

ミノキシジル以外の成分については、右に示したような育毛に対する効果は確かに理論上ではあります。しかし実際にはつもうさせるまでの効果があるかというと、それは甚だ疑問です。

出典:最強!の毛髪再生医療

皮膚科学会で効用を認められている成分は、「ミノキシジル」のみです。上記の成分は、ある程度理論上では認められている成分です。

また、荒浪院長は上記の理論上で効用を認められている成分の育毛剤を使用して効果があったという方にお会いしたことがないと言い切っています。

ミノキシジルの含まれるリアップ等の発毛剤に関しては効果はあると言えるものの、市販で販売されている育毛剤に関しては、理論上効果があるという認識を持つことが重要であると言えるでしょう。理論上に効果があるということは、頭皮環境を健やかにして、新しい毛が生えるベースを作ることとも言えるでしょう。市販の育毛剤を購入される場合は、成分をしっかり見て購入することをおすすめします。

頭皮・毛髪の素である亜鉛

毛髪は蛋白質で作られています。蛋白質を構成するのはアミノ酸です。そのため毛髪を健やかに保つには、アミノ酸を摂取することが欠かせないと言われています。

亜鉛と毛髪の関係性について、全国理容連合会名誉講師である板羽忠徳(いたばただのり)さんが解説をしているので、引用させて頂きます。

亜鉛は蛋白質の合成などに関与していることから、毛の成長を促します。また亜鉛イオンは5α-リダクターゼ1型を阻害することなどから、亜鉛不足が起こると脱毛の抑止と毛髪再生に影響が出ます。

亜鉛は蛋白質や核酸、インシュリンの合成、新陳代謝の家庭に不可欠なミネラルで、前立腺の働きを正常化し生殖機能の発達に必要であり、抗酸化物質のスーパーオキシドジスムターゼを含めて生命維持に必要な多くの酵素の構成要素となっています。体内の化学反応に必要な酵素は3000以上ありますが、その中でも亜鉛により活性化される酵素は3000以上もあり、とても大切なミネラルなのです。

出典:やってはいけない頭髪ケア

また、亜鉛を摂取する目安は、1日15mgであると言われています。

サプリメントで摂取するよりも、食品でよる方がバランスよく摂取できると言われています。例えば、牡蠣、肉類、玄米、ぬか、ネギ、小麦などを多くとるといいと言われています。

正しい白髪対策

実は白髪は抜いてはいけないと言われています。

白髪を無理に抜いたとしても、抜いた毛穴からまた新生毛が生えてきます。そのため、抜いた毛と同じ白髪が生えてくるのです。

毛穴からは数本の毛髪が生えているため、白髪を抜くと毛根の組織が破壊されて、隣の毛根にも影響があると言われています。

正しい白髪対策の具体的な方法は、全国理容連合会名誉講師である板羽忠徳(いたばただのり)さんの解説を以下の通り引用させていただきます。

白髪がどうしてもいやな場合や、まだ数が少ない場合は、白髪をピックアップして根元から切ります。最初は他人に切ってもらうのがおすすめです。その後は髪をぴったりと寝かしつけると以前に白髪がピンピン立ってきますので、その白髪をなるべく根元側からカットします。白髪カッターや枝毛カッターも市販されていますので、それらを使うのも良いでしょう。切ることで対処できないような場合は、「白髪ぼかし」や「ヘアマニキュア」をやるか、「白髪染め」をおすすめします。

出典:やってはいけない頭髪ケア

ヘアドライヤーとヘアダメージ

ヘアドライヤーとヘアダメージについて紹介をします。

ドライヤーは、洗髪後の毛髪を短時間で乾かすためにつくられた道具です。ドライヤーは便利ではありますが、間違った使用方法をすると毛髪に大きな負担をかけてしまう恐れがあります。

そこで、藤田保健衛生大学坂文種報徳曾病院皮膚科の鶴田京子さんが紹介するドライヤーの正しい使用方法について、以下の通り引用させて頂きます。

<正しいドライヤーの使用方法>

①蛋白変性を起こさない様に、髪から20~30㎝離して使用する。

②同じ部位に熱風を与え過ぎない様にする

③手をあてがい温度と乾燥具合を確認しながら使用する

④ドライヤーを使用する前にたるであらかじめ十分に水分をとっておいてから使用する

⑤毛髪の根元から毛先にかけてドライヤーを使用する

出典:スキンケア最前線

<補足>

そもそも毛髪は、角質や爪と同じく蛋白質で構成されています。毛髪の構造は、外来の刺激から毛髪内部を保護するために、根元から毛先に向かってうろこの様に重なり合っています。

また、シャンプーやパーマ剤などによる化学的刺激やドライヤーなどの物理的刺激等による負担がかかると、毛髪が傷んでしまいます。

そのためドライヤーに限らず、正しいヘアケアを行わないと、毛髪が傷むだけではなく脱毛症などの頭皮トラブルも生じかねないので、気をつける必要があります。

正しいブラッシングの方法

髪を綺麗に整えるためにブラッシングを使用される方、多いと思います。

しかし、間違ったブラッシングの方法を行うと、かえって毛髪が傷んでしまったりします。

特に、ナイロンブラシで乾いた髪をブラッシングする場合は毛髪に過度なダメージを与えてしまうので、控えるようにしましょう。

ナイロンブラシで乾いた髪をブラッシングしてはいけない理由は、毛髪の表面にはプラスの電気が帯電して、皮膚内部の電気にはマイナスの電気が生じるため、ショートが生じて毛髪と毛乳頭との間に細かな気泡が発生してしまいます。この時に発生た静電気の電圧は、条件によっては数千ボルトから2万ボルトになってしまい毛髪が傷んでしまうのです。

毛髪を傷めないためには、馬毛、豚毛、猪毛などの動物の毛を使ったものやポリエスチルなどの合成樹脂のものなどを使用することがすすめられています。

また、静電気の発生を防止したい方は、髪に水または帯電防止剤などをつけてから行うか、帯電防止ネットをブラシに絡ませて行うことがすすめられています。

商品の選び方の基準について

bidan内の記事でおすすめしている商品の選び方の基準について解説をします。

ヘアケアに関しては、

・シャンプー
・育毛剤

の2つについて解説をしていきます。

シャンプー

*随時更新していきます。

育毛剤

*随時更新していきます。

シャンプーの特徴【種類別】

シャンプーの特徴について解説をします。

①アミノ酸シャンプー

髪の毛の成分であるタンパク質は18種類のアミノ酸で構成されているので、髪にとって同質で馴染みやすい。人間と同じ弱酸性なのでアルカリ性シャンプーよりダメージが少ない
敏感肌、アトピーや抜け毛に悩む方にも効果的、頭皮のダメージによるフケやかゆみにお悩みの方に効果的

主なアミノ酸系面活性剤

☆グリシン系
すっきり感、洗浄力、泡立ちが高く、石けんに似た使用感の洗浄剤

☆アラニン系
アミノ酸系の中でもバランスのいい洗浄剤。なかなかの泡立ち、適度な洗浄力とすっきり 

☆グルタミン系
一番しっとりとした使用感の洗浄剤。逆に言えば一番泡立ちと洗浄力は低く、その分マイルド

☆タウリン系
バランスの良い洗浄剤。泡量は少ないもののきめ細かい泡立ち、適度な脱脂力、泡切れも良い

☆サルコシン系
初めて作られたアミノ酸系の界面活性剤。アミノ酸系の中でもやや特徴的で、洗浄力や泡立ちが強い 

☆アスパラギン系
アミノ酸系の中では新しい洗浄剤。バランスの良いタイプ。泡立ちもよく適度な洗浄力

【メリット】

・洗浄力が穏やか
・髪がしっとりする
・保湿性が高く、パサつきにくい
・ヘアカラーが長持ち
・フケ予防に効果的
・低刺激なので頭皮がヒリヒリしない

【デメリット】 

・他と比べて洗浄力が弱い
・髪がボリュームダウンしてしまう
・他と比べて価格高め
・脂性肌の方には不向き(2度洗いなど・・・)

②高級アルコール系シャンプー

アルコール分子中の炭素が6つ以上含まれているもの。逆にアルコール分子中の炭素の数が5つ以下のものは「低級アルコール」。高級アルコールの例としては、セタノール,ステアリルアルコール,オクチルドデカノーがある。

【主な高級アルコール系面活性剤】

☆ラウリル硫酸ナトリウム
洗浄力が非常に高く、肌への刺激が強いため洗浄剤の中で最も危険と言われている

☆ラウレス硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸ナトリウムと同様に洗浄力・脱脂力・殺菌効果が非常に強い

☆ラウレス硫酸アンモニウム
洗浄力・脱脂力が非常に強く、乾燥肌や敏感肌の人が使用すると肌トラブルの原因

【メリット】

少量の液でも泡立ちがとてもよく、シャンプーの中で最も洗浄力が高い。
・脂性の肌質の方におすすめ
・シリコンやコーティング剤が配合されている為、髪に艶が出る
・比較的リーズナブル

デメリット】

・洗浄力が強すぎてしまうために過剰に皮脂を取りすぎてしまう
・肌荒れにつながる為、トラブルにつながりやすい
・シリコンが含まれている為、毛穴のにづまりの原因になりやすい
・添加物が多いのでシャンプー液が頭皮に残りやすい
・頭皮の油だけでなく毛髪のキューティクルも一緒に剥がれやすい

③石鹸系シャンプー

洗浄成分に石けんを用いたシャンプー。生分解性が高いことと、洗浄力の高さが魅力的。石けんを主成分としており低刺激。アルカリ性シャンプー。

【主な成分】

☆脂肪酸ナトリウム(ソーダ石鹸)
油脂(脂肪酸)を水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)で反応させたモノ。固形石鹸や粉石鹸になる

☆脂肪酸カリウム(カリ石鹸)
油脂(脂肪酸)を水酸化カリウム(苛性カリ)で反応させたモノ。液体石鹸になる

☆ラウリン酸ナトリウム
コナッツオイルに多く含まれていて、病原微生物を攻撃する力を有するので、シャンプーに配合することで頭皮環境の改善◎

【メリット】

・洗い上がりがスッキリ・爽快感がある
・生分解性が高く、環境に優しい
・天然原料・無添加
・ドラックストアなど比較的安価で購入できる

【デメリット】

・洗い上がりの手触りが悪く、キシミやすい
・洗浄力高すぎて、余計な脂分まで取ってしまいがち
・人によって、フケが多く出やすい
・アルカリ性の為、キューティクルが開きやすい
・石鹸カス残りやすい(水に溶けにくい為、入念に洗い流す必要あり)

④ノンシリコンシャンプー

シリコンが含まれていないシャンプー(シリコンの成分例:ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコンなど)

【メリット】

・髪がふんわり仕上がる
・髪にボリュームが出る
・髪の手触りがサラサラになる(自然な輝きが取り戻せる)
・パーマやカラーが浸透しやすくなる(長持ちする)
・頭皮を健やかに保つことができる

【デメリット】

・泡立ちがあまり良くない
・摩擦によって髪がきしむ
・切れ毛や枝毛を引き起こす
・傷んだ髪にはダメージが進行する恐れがある
・ドライヤーなどの熱に弱い
・頭皮に痒みがおこることもある

⑤育毛シャンプー

育毛・発毛のことを考えて作られたシャンプー。育毛シャンプー自体に育毛効果はない。あくまでも育毛のサポート。

【主な成分】

☆センブリエキス(健康促進)
リンドウ科のセンブリから抽出されたもの。健康促進と細胞の活性化で育毛効果で期待できる

☆アデノシン(毛母細胞
アデノンとリボース(糖)とかが結合したもの

☆ペンタカデン酸(栄養補給)
停止期の毛乳頭に栄養を補給することで毛母細胞の活性化を促す

☆エチニルエストラジオール(皮脂分泌抑制)
女性ホルモン剤。男性ホルモンの分泌量を減らす「抵抗性ホルモン」

【メリット】

・必要な皮脂を落とさない
・添加物が含まれていない
・栄養成分の補給ができる
・頭皮環境を整えてくれる

【デメリット】

※アミノ酸・ノンシリコンと同様

参考文献

↓ 本記事につきましては、以下参考文献をもとに執筆しております。

<参考文献>

1.板羽忠徳(2014年) 「やってはいけない頭髪ケア」出版:青春出版社

2.宮地良樹(2013年)「皮膚科診療最前線シリーズ スキンケア最前線」出版:メディカルレビュー社

3.荒浪暁彦(2017年)「最強!の毛髪再生医療 豊かな髪と再び出会える本」出版:ワニブックス

4.板見智(2009年)「専門医が語る毛髪科学最前線」出版:集英社

5.清水宏(2005年) 「あたらしい皮膚科学」出版:中山書店

『ヘアケア』カテゴリーの情報まとめ記事はこちら

http://www.healthy-style.jp/archives/48986

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