唇が荒れる原因は?おすすめのリップクリーム5選と乾燥ケア方法

冬になると気になるのが、ガサガサに乾燥して荒れる唇。ヒリヒリと痛かったり、ふとした瞬間にピッと切れたりするので普段からよくなめているという方もいるかもしれません。

しかし、実は乾燥した唇をなめるのは逆効果なのです。

リップクリームでしっかりケアしている方が、ガサガサ、ヒリヒリも改善するし女子にも受けること間違いありません。実は女子は、見ていないようで意外と男子のガサガサ唇をチェックしてますよ。

唇が乾燥しやすい理由をチェックし、リップクリームを賢く使って唇の乾燥とおさらばしましょう。

唇が荒れる原因は?

乾燥で荒れた唇

顔のほかの部分は荒れていないのに、唇だけが乾燥して荒れやすいですよね。これには大きくわけて3つの理由があります。

唇は乾燥しやすい

そもそも唇は、身体の中でも乾燥しやすい部位のひとつです。以下のような要因ですぐ乾燥してひび割れ、ガサガサになってしまいます。

空気の乾燥

人間の肌には、まわりの空気が乾燥していても肌がうるおいを保つためのしくみが備わっています。しかし、唇はそのしくみがほとんどなく、空気の乾燥の影響ですぐ乾いてしまいます。

人間の肌は何層もの違う役割を持った層が重なってできています。その表面にあるのが、角層。肌を乾燥や刺激から守るバリアの役割を持っています。しかし、唇は角層が非常に薄く、もともとバリア機能がとても弱い部位です。

また、汗と皮脂は、混ざり合って皮脂膜という天然の保湿クリームのような膜をつくり、肌のうるおいを保っています。しかし、唇には皮脂を分泌する皮脂腺も、汗を分泌する汗腺もほとんどありません。

角層が非常に薄く皮脂膜も形成されないことから、唇は空気が乾燥すると荒れやすくなるのです。

唇を舐めるクセがある

唇が乾燥してガサガサになると、つい唇を舐めたくなりますよね。もし自覚がなくても、乾燥しているときや食事の後など、無意識に唇を舐めるくせがある人もいます。

しかし、唇を舐めるとかえって乾燥しやすくなります。

水分は蒸発するときに周囲の水分も一緒に奪うため、唇を舐めることで唾液とともに唇の水分も蒸発するのです。また、唾液の成分による刺激も唇の乾燥を招きます。

水分不足

水分は多い方から少ない方に移動する性質があるため、まわりの空気が乾燥したり唇を舐めたりすると唇の肌から水分が奪われます。これに加え、そもそも全身の水分が足りないと唇も乾燥しやすくなります。

なお、極端に身体の水分が足りなくなることを「脱水」と言います。特に運動系の部活をしている人であれば、水分補給タイムを設けているといったことから脱水について知っている人も多いかもしれません。日ごろからあまり水を飲まない人や、なんとなく喉が渇いていることが多い人は軽い脱水に陥っている可能性も考えられます。

しかし、これだけではありません。日々の食事も、実は唇の荒れにつながるのです。

栄養不足

人間の肌は、常に新しい細胞が作られて古い細胞と入れ替わってできています。

新しい細胞を作る材料となるのが、食事でとる栄養です。栄養バランスが偏って新しい細胞を作る材料が不足すると、正常に細胞が作られなくなり唇が荒れやすくなります。

特に、肌の細胞の材料となるタンパク質や、肌や粘膜の健康維持に欠かせないビタミンB1などが不足すると唇の荒れにつながります。

口唇炎

口唇炎(こうしんえん)は、簡単に言うと唇の乾燥がひどくなった状態です。唇がひび割れたり皮がむけたりするほか、ひどくなると赤く腫れあがったり、小さな水ぶくれが唇のふちにできたりします。

口唇炎は乾燥や栄養不足などでバリア機能が弱って起きるほか、食べ物などにかぶれて起きることもあります。

唇の荒れを改善するにはリップクリーム

リップクリームを塗る人

荒れやすい唇を守るには、リップクリームを賢く使うことが大切です。

リップクリームは大きく分けると2種類あり、自分の状況に合わせて選ぶことが大切です。

リップクリームの選び方

ドラッグストアなどで市販されているリップクリームは、医薬品のものと、それ以外のものに分けられます。

医薬品のリップクリームは、皮がめくれたり赤く腫れたりしている場合に薬として使用するものです。

パッケージに「第三類医薬品」などと記載されていて、腫れを抑える成分などが配合されています。ただし、医薬品のリップクリームを1週間ほど使用しても改善しない場合は、皮膚科を受診しましょう。

医薬品以外のリップクリームは、唇の表面に油の膜を張って保護する役割を持っています。そのため、唇が乾燥していないときから使うのが鉄則です。

おすすめのリップクリーム5選

医薬品以外のリップクリームは、香りや塗り心地などがさまざま。最近は男性用のリップクリームや、女性でも男性でも違和感なく使えるものが多くなっています。

その中でも、編集部が特にすすめる3つのリップクリームをご紹介します。

①花王 キュレル リップケアスティック[医薬部外品]

キュレルは、髭剃りの後はいつも肌がヒリヒリする、肌が乾燥して粉を吹くことがあるといった、肌の乾燥しやすい人のことを考えたリップクリーム。余計な香りづけや色づけがなく、普通のリップクリームではピリピリすることがある人にもおすすめです。

つけ心地は固めでヌルヌルしないので、リップクリームでベタベタするのが苦手という人も使いやすいでしょう。

メンソレータム メルティクリームリップ 無香料

「リップクリームを塗ったら見た目もツヤツヤになってほしい」という人におすすめなのが、メンソレータムのメルティクリームリップ。保湿成分として「マルチセラミド」がしっかり配合されているだけでなく、やわらかくなめらかな質感でサッとひと塗りするだけでうるおいます。

またUVカット(SPF25/PA+++)なので日焼け・紫外線対策もできます。

サベックス スティック(リップクリーム)

唇の乾燥を防ぐほか、紫外線カット成分も配合されているのがサベックスのリップクリーム。唇が日焼けすると、紫外線でダメージを受けて肌が乾燥しやすくなるためUVカット成分配合というのは注目ポイント。バニラとメントールの香りでスッキリするので、日焼けが気になる夏場にもおすすめです。

ジョンマスターオーガニック リップカーム

ジョンマスターオーガニックから販売されているリップクリームです。100%オーガニック成分なので安心して使用できます。保湿成分にオリーブ果実油やミツロウが配合されています。

香りは「シトラス」「ラズベリー」「バニラ」「ペパーミント」の4種類の中から選べます。

ニベアメン リップケア 無香料

ニベアメンは、洗顔料やアフターシェーブローションなど、男の肌をケアする化粧品ライン。リップクリームは無香料で、食事の前などに塗っても邪魔しません。UVカット成分のほか、肌荒れを抑える成分、保湿成分もしっかり配合。大きく口を開けると唇が切れるという人や、毎年すぐにカサつくという人にもおすすめです。

リップクリームの使い方

何気なく使っている人の多いリップクリームですが、実は使い方も大切です。正しく使えばリップクリームの機能をしっかり発揮できて、しっかりうるおう唇により近づけるでしょう。

塗りすぎない

リップクリームはベタベタしない程度に塗ることが大切です。特に、乾燥してピリピリしているときは唇の肌がデリケートになっていて、たっぷり塗ったリップクリームが負担になってしまいます。

1日にリップクリームを塗る回数は、3~5回程度を目安にしましょう。食事の後や洗顔後など、リップクリームが落ちていると思ったタイミングで塗ってください。

なお、リップクリームを塗る前に口をティッシュなどで軽く拭き、汚れを落とすことを忘れずに行いましょう。汚れを落とすことでリップクリームを衛生的に使えるだけでなく、リップクリームの成分をしっかり唇の表面に届けられます。

縦方向に塗る

女性でも間違えている人が多いのがこのポイントです。リップクリームを塗るときは唇に対してぐりぐりと横に動かすイメージがあると思いますが、唇のシワに沿って縦に動かすのが正解です。

リップクリームを縦方向に塗ることで、縦ジワの奥にもリップクリームが行きわたり、唇の表面を保護する効果がより高まります。

横にリップクリームを動かして縦ジワの奥に届かせるためには唇を横に引いて塗ることになります。この塗り方は、デリケートな唇の肌を刺激することにつながってしまいます。

唇のダメージを減らしてリップクリームを行きわたらせるためにも、リップクリームを縦に動かして塗りましょう。

人肌で温めてから使用する

リップクリームをカバンから取り出したら、すぐに塗る人がほとんどだと思います。もしリップクリームを普段からパンツのポケットに入れている場合はそのまま塗ってよいのですが、カバンなどに入れている場合は、少し手のひらで包んで温めてから塗るのが正解です。

リップクリームは油分の固まりです。油分は温度が下がると固まる性質があります。固まったリップクリームをそのまま塗ってしまうと、唇への刺激が強くなってかえって唇の皮膚にダメージを与えてしまいます。

特にスティックタイプのリップクリームを塗るときは、手のひらで10秒くらい温めてから塗りましょう。

リップパック

ここまでは普通のリップクリームの塗り方をご紹介しましたが、リップクリームをパックとして使うとよりうるおいのあるやわらか唇を目指すこともできます。

リップパックの手順は以下のとおりです。

  1. 唇に少したっぷりめにリップクリームを塗る
  2. 食品用のラップを唇が覆える程度の大きさに切り、唇に貼る
  3. 3分ほど置いたらラップをはがす

ラップをはがしたときには、いつも以上に唇にうるおいを感じるでしょう。

なお、リップパックは事前に蒸しタオルで唇周辺を温めたり、入浴中の身体が温まっているタイミングで行ったりするとより効果的です。

唇の荒れを改善する生活習慣

コップに入った水

荒れやすい唇を改善するには、リップクリームを塗る以外に生活の中で気をつけられるポイントがあります。生活習慣で気をつけたいポイントをふたつご紹介します。

こまめに水分補給

「水分補給は水を飲むこと」というイメージが強いかもしれませんが、水に限らず麦茶などのノンカフェインのお茶、おなかの具合が悪くならないなら牛乳も水分補給に向いています。ただし、牛乳ばかり飲むのではなく、ほかの飲み物もとってください。

コーヒーや一部エナジードリンクに含まれるカフェインは、身体の水分を尿として排出する利尿作用が強いものです。水分補給と言いつつガブガブ飲むのはおすすめできませんが、たまに飲む程度なら大きな問題はないでしょう。一方、甘いジュースは水分を補給できるものの、糖分の取りすぎで太りやすいためおすすめできません。

甘い飲み物を避け、さまざまな水分で適度な水分補給を心がけましょう。食事に味噌汁やスープなどの汁物をつけるのもおすすめです。

唇に負担をかけない

肌に負担をかけるとバリア機能が弱まり、唇が乾燥しやすくなったり荒れやすくなったりします。唇に負担をかける行為とて、以下が考えられます。

  • 唇を舐める
  • 唇を強くこする
  • 唇に汚れがついたままにする など

最初に説明したとおり、舐めると唇が乾燥しやすくなるため気づいたらやめましょう。唇を無意識に触る癖がある人もいますが、こすると大きなダメージを与えてしまうため、できるだけ唇を触らないことも大切です。

ただし、唇についた汚れをそのままにしておくのは絶対にNGです。食事や歯磨きの後はティッシュでやさしく唇を拭き、食事の油や食べかす、歯磨き粉などをしっかり取りましょう。

まとめ

唇はそもそもデリケートで乾燥しやすい部位です。しかし、冬の空気の乾燥や唇を舐めるクセ、普段からあまり水分をとらないことなどが原因となってより乾燥しやすくなります。乾燥すると荒れてガサガサ、ヒリヒリとするため普段からのケアが大切です。

唇の乾燥予防にはリップクリームが欠かせません。今回ご紹介したリップクリームも参考に、唇が乾燥する前からリップクリームを塗ってケアする習慣をつけましょう。

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