【簡単】ミョウバン水の作り方と臭い対策や洗濯時の使用方法

男性にとってニオイ問題はかなり深刻です。若いうちはワキや汗のニオイが気になりますし、年齢を重ねれば加齢臭が出てきます。そして、営業職などで1日中ムレやすい革靴を履いていると、足のニオイも相当なものですよね。

中には、足指クリームなどで対策しているのに夕方になると臭くなる…というお悩みもあるようです。そのような方に試してほしいのが、スーパーなどで簡単に手に入れられるミョウバンです。ミョウバンを水に溶かして作るミョウバン水は、消臭・制汗などに活躍してくれるのです。

ミョウバン水の作り方は、分量と作り方さえ覚えれば簡単です。

ただし、できあがるまでに時間がかかるので、早めに作り方をチェックして用意するのが賢いやり方です。

ミョウバン水の作り方と効果を紹介

ミョウバン

さっそく、ワキや足、加齢臭などの気になるニオイに活躍するミョウバン水の作り方からご紹介します。

ただし、過去にアルミニウムでアレルギーを起こしたことのある方は、ミョウバンにアルミニウムが含まれているのでミョウバン水の使用を控えてください。

ミョウバン水の作り方

ペットボトル

ミョウバン水は材料も作り方も非常にシンプル。さっそく、用意するものからご紹介します。

用意するもの

ミョウバン水づくりに用意するものは、以下のものです。

  • 焼ミョウバン
  • 水道水
  • 保存容器(ペットボトルもしくはスプレーボトル)
  • キッチンスケール(1g単位で計れるもの)

ミョウバンと水の割合は、1:30ほどがよいといわれているため、用意する水とミョウバンの量は、以下が作りやすくておすすめです。

  • 水100mlの場合:焼ミョウバン 3g
  • 水500mlの場合:焼ミョウバン15g

100mlほどであれば、100円ショップなどで入手できるスプレーボトルに入れやすい量でしょう。また、水500mlで作れば、500mlペットボトルでも作りやすい量です。

ミョウバンには、ある程度水分が含まれた生ミョウバンと加熱処理して完全に乾燥させた焼ミョウバンがあります。焼ミョウバンは取り扱いも簡単なので、ミョウバン水づくりには焼ミョウバンを入手しましょう。

焼ミョウバンは、ドラッグストアやスーパーで購入できます。ドラッグストアならエタノールなどの置いてある医薬品コーナー、スーパーなら漬物用の調味料を置いているコーナーで見つけられるはずです。普段から漬物を漬ける家であれば、焼ミョウバンを常備しているかもしれません。

40gで100円ほどで購入できますが、ネットでまとめ買いするとさらに安く入手できます。

ミョウバン水はニオイ対策のほか、洗濯機などの掃除にも使えます。多めに買っておいても使いやすいでしょう。

容器にミョウバンを入れる

ミョウバン水は、水より先にミョウバンを入れます。はかりの上に紙を敷いてミョウバンを乗せ、計りとったミョウバンを容器に入れてもよいですし、ペットボトルなどの容器をはかりに乗せて直接ミョウバンを入れて計りとってもよいでしょう。

このとき、容器の内側に水滴が残っていないことを確認してください。ミョウバンは水を加えると発熱するため、ミョウバンに少量の水が混じると熱くなると考えられます。

水を追加する

保存容器にミョウバンを入れたら、分量の水を一気に入れ、ふたをしてシャカシャカと思いっきり振ります。このときも、水の量が少ないと容器が熱くなる可能性があるので、水は一気に注ぎ入れましょう。

ミョウバンが溶けるのを待つ

ミョウバンはゆっくり溶ける性質があるため、がんばって振ってもすぐにすべて溶けません。一般的に、ミョウバンが水に溶けきるまで1~2日かかります。ミョウバン水は冷蔵庫に入れ、1日たったら様子を見ましょう。1日後にミョウバンの結晶が残っていたら、もう一度シェイクして冷蔵庫に置いておいてください。

完成

ミョウバンの結晶がすべて溶け、透明になったらミョウバン水の原液の完成です。この原液をそのまま肌につけると刺激が強いため、実際に使うときは10倍くらいに薄めて使います。

持ち歩きやすいようスプレーボトルに100mlほど入れて使いたいときは、上記の方法で作ったミョウバン水の原液10mlに対して水道水90mlを加え、しっかり混ぜて使いましょう。また、肌の弱い人には刺激が強いため、10倍よりも薄めたものから試してみてください。

ミョウバン水の効果・使用方法とは

市販されている材料で簡単にできるミョウバン水は、スプレーボトルに入れて1つ持っておけば、さまざまなことに活用できます。ミョウバン水の効果および使い方を解説しましょう。

加齢臭対策

加齢臭は、男女ともに40歳くらいから増える傾向があります。ミョウバン水には雑菌の繁殖を抑える制菌作用があるので、加齢臭の対策に効果的。では、どこにスプレーするとよいのでしょうか。

加齢臭の原因は、皮脂の中の脂肪酸が雑菌によって酸化・分解されることです。そのため、皮脂の多い部位ほど加齢臭がきつくなりがちです。

皮脂が多いのは主に上半身で、頭、耳の後ろ、首、胸元、背中、ワキから加齢臭が発生します。これらの部位に、肌の清潔な入浴後のタイミングでミョウバン水をつけましょう。

ワキガ対策

加齢臭の発生ポイントのひとつになっているワキ。ワキの臭いといえば、ワキガも気になります。

ワキガの原因は、アポクリン汗腺という汗腺から分泌されるタンパク質や脂質を含んだ汗を、皮膚常在菌が酸化・分解することです。そのため、加齢臭と同じくミョウバン水の殺菌・制菌作用がワキガにも効力を発揮します。

ワキガの場合も、つけるタイミングは肌を清潔にした後がおすすめ。お風呂上りがおすすめですが、難しい場合はウェットティッシュでワキの汗をぬぐってからミョウバン水をスプレーしましょう。

足の臭い対策

足の臭いの原因も雑菌。靴と靴下で湿気がたまると雑菌が繁殖しやすい環境が整い、足の汚れや古い角質をエサに雑菌が大繁殖します。増殖した雑菌がニオイ物質を分泌するため、時間が経つほど足の臭いがひどくなるのです。

この足の臭いにも、ミョウバン水の静菌作用が効果的。ワキガや加齢臭と同じく、足を清潔にしてからミョウバン水をスプレーしましょう。

なお、ミョウバン水には金属が含まれており、消臭作用も期待できます。そのため、足の臭いがしみついてしまった靴下にもミョウバン水をスプレーしておきましょう。靴の中にスプレーする場合は、スプレー後にしっかり乾かしてから履いてください。

口臭対策

ミョウバン水を薄めてうがいをすると、雑菌の繁殖を抑えるので口臭対策になります。しかし、ミョウバン水は口に入れても大丈夫でしょうか。

ミョウバンに含まれるアルミニウムは、摂取しすぎると脳内に炎症が発生しやすくなるという報告があります。アルミニウムは体重1kgあたり週に1.0mg以上の摂取を避けたほうがよいという基準が設けられているので、あまり摂りすぎるとよくないのは事実です。

うがいするだけなら飲み込むわけではないので、急激にアルミニウムの摂取量が増えるとは考えにくいですが、気になるようならミョウバン水でのうがいを避けましょう。

身体の小さい子供には影響が出やすいと考えられるので、子供にミョウバン水うがいをさせるのも避けてください。

※アルミニウムの毒性については、内閣府食品安全委員会の『アルミニウムに関する食品健康影響評価関連基礎資料』を参考にしています。

制汗効果

ミョウバンには、汗を抑える制汗作用があるといわれており、手汗やワキ汗の対策にも効果的とされています。そのため、手汗やワキ汗に悩む方はミョウバン水スプレーを試してみることをおすすめします。

ミョウバンの制汗作用は、ワキガや体臭の治療で有名な五味クリニックの五味先生がこちらの記事で言及しています。制汗作用があるとみられるものの、そのメカニズムがよくわかっていないとのことです。

ニキビ対策

ニキビは、毛穴に詰まった皮脂をエサに皮膚常在菌のアクネ菌が増殖することで悪化すると言われています。ミョウバン水の制菌作用がアクネ菌の増殖を抑え、ニキビにも効果的と考えられています。

ただし、顔は全身の中でも皮膚が敏感に反応しやすい部位のひとつです。ミョウバン水は少し刺激が強いので、顔に使う場合は薄めたものを使って様子を見ましょう。

洗濯物の生乾き臭対策

洗濯物の生乾き臭も、湿気の高い状態が続くことで洗濯物に雑菌やカビが繁殖するのが原因です。干す前にミョウバン水をスプレーしておけば、雑菌の繁殖をおさえて生乾き臭の予防効果を期待できます。また、柔軟剤がわりにミョウバン水を50mlほど入れるのもおすすめです。

掃除・汚れ落とし

お風呂のパッキンや洗濯槽の黒カビ落としにも、ミョウバン水が活躍します。

お風呂の黒カビ対策で使う場合は、カビの気になる部分にミョウバン水を塗り、古歯ブラシなどでやさしくこすり落としてください。力を入れてゴシゴシこすると、パッキンに傷がついてカビが繁殖しやすくなるので要注意。

一方、洗濯槽の掃除に使う場合は、ミョウバン水を400mlほど入れ、水を一番低い位置まで入れていつものように洗濯機を回すだけです。

ミョウバン水を使う時の注意点

ミョウバン水を使うときには、使い切るまでの期間と保存方法に注意点があります。また、肌に直接つける使い方をするときにも注意が必要です。

肌に使用する前にパッチテストを行う

体臭対策などで肌に直接ミョウバン水をつける場合、肌の様子を事前にチェックするパッチテストを行います。パッチテストは以下の手順で行ってください。

  1. ミョウバン水(原液)を10倍に薄め、二の腕の内側のやわらかい部分に塗る。もしくは、コットンに染み込ませて貼り付ける
  2. 24時間経過するまでそのままにし、肌の様子を見る

途中でミョウバン水をつけた部位に赤み、かゆみやヒリヒリ感が出たらすぐに洗い流し、ミョウバン水を肌につけないようにしてください。

長くても1ヶ月程度で使い切る

ミョウバン水は傷まないよう、冷蔵庫で保存して1ヶ月以内に使い切ってください。

塩素入りの水道水を使っているのである程度傷みにくいものの、保存料を使用していないため早く使い切るのが鉄則です。2週間ほどで使い切れる量で作ったり、余りそうなら掃除に使ったりしましょう。

なお、冷蔵庫で保存するものなので、保存容器に「ミョウバン水」と書いたラベルなどを貼って管理しましょう。家族が間違って飲まないよう、気をつけてください。

ミョウバン水の作り方まとめ

ミョウバン水は、体臭対策にも掃除にも、洗濯物などの防臭にも使える万能選手。小さめのスプレーボトルに入れて持ち歩けば目立たないので、臭い対策をしてるのは気づかれたくないけれど外出先でもケアしたい、という場合にもうってつけです。

アルミニウムアレルギーがある場合は使用できませんが、そうでなければ1つでさまざまなシーンに活用できます。費用もあまりかからないミョウバン水を、今日からさっそく作ってみませんか?

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