ニキビのかさぶたは治らない?治し方や何日で治るかを解説します!

最終更新日:2019年3月29日

ニキビのかさぶたって治らないの…?

ニキビのかさぶたは気になって剥がしたりする方がいますが、剥がさない方が良いです。

今回は、ニキビのかさぶたに悩んでいる方に向けて、

の3つのポイントをメインに詳しく解説していきます。

早速、ニキビのかさぶたの治し方を知りたい方は、「ニキビのかさぶたの正しい対処方法」をチェックしてみてください。

※本記事は基本的には一般的な情報であるため、症状に不安な方は医療機関に相談することをおすすめします。

ニキビのかさぶたは治らない?

転んだり擦りむいてケガをするとケガの大きさによってかさぶたができますが、ニキビも症状によってかさぶたができることがあります。

ニキビがかさぶたになった場合、ニキビ自体が治るまで時間がかかることもありニキビのかさぶたも治りが遅く感じますが、ニキビのかさぶたは治らないのでしょうか?解説します。

ニキビのかさぶたとは?

ニキビ

そもそもニキビがかさぶたになる理由は他の体の外傷やケガと共通して、キズを外気や外部の刺激から守るために防衛本能として自動でつくられます。

かさぶたができる条件としてはざっくりと説明するとキズから出血している血液が乾いて固まり、薄い蓋のような皮として発生します。

そのためかさぶたができる前提条件としてはキズから出血していることがあげられ、ニキビがなんらかの刺激によって出血し、血液が固まったことにより発生するのです。

ニキビのかさぶたの原因

ニキビで悩んでいる男性

ニキビを治すためにはまず触らないことが原則で刺激しないように注意して過ごすようになりますが、注意していても無意識に触ってしまったり、移動中の電車の中で人とぶつかって刺激されることもあります。

ただでさえ注意していたり刺激しないようにガードしていても、ニキビを刺激してしまうことがいくつかありますのでお伝えしていきます。

ニキビのかさぶたの原因

  • ニキビを手で潰す
  • ニキビをひっかいてしまう
  • ニキビを髭剃り刃で傷つけてしまう

人間の心理のひとつに不安になると気持ちを落ち着かせるために、自分の体の一部を無意識に触ってしまう「自己摂食行動」というものがあり、その中でも顔は頻繁に触ってしまう部位です。

そのため穏やかに過ごしていても緊迫した場に出ると顔を触り、場合によってニキビをいじってしまい、度合いによってニキビを傷つけて出血させてしまうことがあります。

また、男性は日課として髭剃りをしますが、シェーバーやカミソリの刺激でニキビは簡単に傷つき出血します。

出血したニキビはまず止血しようと血管を収縮させて出血量をおさえ傷口を塞ごうと防衛本能がはたらきますが、これがかさぶたへと変化していきます。

専門家からワンポイントアドバイス!
笹野 かず

日本化粧品検定1級/Webライター/Webエディター

コスメモニターとして化粧品レビュー記事の執筆。現在までに試した化粧品は100を...

ニキビができたら気になりますが、ニキビを触らないようにしましょう。手には、見えない菌が付着していることもあります。汚れた手で触れることにより悪化するおそれもあります。また、ニキビをつぶすのもやめましょう。肌のベタつきが気になり、1日に何度も洗顔する人がいますが、洗顔は1日2回が基本です。洗顔のしすぎにより肌が乾燥し、余計な皮脂が分泌されてしまいます。また、洗顔後、スキンケアに使用する化粧水や乳液は、油分が少ないものを選びましょう。ニキビ肌向けにノンコメドジェニックコスメなども販売されています。パッケージに記載されていますので、確認してみてください。

ニキビのかさぶたの正しい対処方法

ニキビが出血してしまいかさぶたとなってしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

かさぶたはキズを塞いで回復させようとしたものですので触らないようにするのが前提ですが、そもそもが皮膚の疾患であるニキビ上にできているので正しい対処法をとらないとニキビ跡として肌に残り続けることにもなります。

ニキビのかさぶたの正しい対処方法には、

の3つがあります。それぞれ詳しく解説をしていきます。

規則正しい生活習慣を送る

野菜とフルーツ

ニキビのかさぶただけでなくニキビの根本を改善することにも共通しますが、まずは生活習慣を見直すところからはじめましょう。

生活習慣はニキビやニキビのかさぶたとは無関係にも思われがちですが、意外と密な関係にあるのです。

  • バランスの整った食事を摂ろう
    ・サプリ・野菜ジュースに頼らない
    ・1日に1回和食を摂る
    ・水分は喉が渇いたら温かいものをとる
  • 良質な睡眠をとる
    ・深夜0時までには寝る
    ・睡眠前はスマホを控える
  • ストレスを溜めないこと
    ・軽い運動を始める
    ・緑が豊かな公園で散歩する
    ・スポーツ観戦をする

そもそも人間のキズが回復するにはどのようなプロセスがあるかご存知でしょうか。

まずキズを回復するために体の細胞がはたらいてくれますが、細胞も食事で摂取した栄養によって動いていますのでバランスのとれた栄養を摂取しなければ機能してくれません。

たとえばジャンクフードなどは脂質や脂肪分が多い一方でビタミンやミネラルが圧倒的に欠けている食べ物ですので、不足するとキズの回復が遅まったり健康的な肌へ回復するまで時間がかかることにつながるのです。

肌のターンオーバーを促すことが大切

日焼けをすると肌は黒くなりますが、時間が経過するといつの間にか色が戻ったご経験はありませんか?

この現象は主に肌が新しい健康な肌に生まれ変わったことによる現象で、人間は28日を目安に肌の古い角質が剥がれ落ちてその下から健康な肌が出現します。

これを肌のターンオーバーといいますが、ニキビのかさぶたも肌のターンオーバーによって跡が残らないようにきれいに治っていきますが、肌がターンオーバーをするためには体を調え、不調を改善してくれる規則正しい睡眠が大切です。

現代人は学校や仕事の多忙化で生活習慣が乱れて、睡眠時間を削ってでも作業に着手しようとしがちですが、これはかえってあなたの健康を害していることにもつながります。

特に体の具合が悪い際には早く寝ること、そして体の不調を改善してくれる成長ホルモンの分泌量が多い22時から深夜2時までには就寝しておくように努めましょう。

正しいスキンケアをする

洗顔をしている男性

多くの男性は「自分は汗っかきだから力強く洗顔している」という方が多い傾向にあります。

しかしニキビができている肌に対して力強く洗顔することはかえって悪影響で、そのほかにもニキビができた肌のケア方法を間違えるとニキビが悪化することにもつながるのです。

ここからは日頃からできるスキンケアについて解説をしていきます。

  • 洗顔を正しく行う
    ・洗顔は1日2回(朝/夜)まで
    ・泡だてネットで泡だてる
    ・優しく包みこむように洗う
  • 乳液(保湿剤)を使う
    ・セラミド配合の乳液がおすすめ
    ・有効成分もチェックする
    ・無添加の乳液にする
  • 紫外線対策を忘れない
    ・日焼け止めは紫外線吸収剤不使用がおすすめ
    ・SPFとPA値はなるべく抑えめに

ニキビのかさぶたを治すのも重要ですが、そもそもニキビができないような肌環境を整えることが優先事項です。

ニキビができる原因は洗顔が正しくおこなわれず肌に雑菌が残っていること、または乾燥によって肌の水分が失われ固い角層が積み重ねられ毛穴を詰まらせることがあげられます。

洗顔においてはニキビの刺激になるのでやさしく密な泡で皮脂や汚れを落とし、洗顔後は急激に乾燥がはじまりますのですぐに化粧水で肌に水分を補給して乳液や保湿クリームで水分を閉じ込めるようにハンドプレスしましょう。

詳しく知りたい方⇒「メンズスキンケアの基本!正しい順番・方法とおすすめ化粧品を紹介!【専門家が教える】

かさぶたを隠すならコンシーラーがおすすめ

どうしてもかさぶたを隠したいと思う方はコンシーラーで隠すのがおすすめです。ニキビで悩んでいる人がコンシーラーを選ぶ時は、ノンコメドジェニックテスト済のもので薬用コンシーラーかどうかをチェックしましょう。コンシーラーは、同時に開いた毛穴をポイントで隠すことができますので、隠したい方は近所の薬局でチェックしてみてください。

専門家に相談をする

医師

ニキビにかさぶたができてしまった場合は少なからずニキビにキズができている証拠です。

しかし素人判断で対処した場合、かえってニキビを悪化させたり使用しているコスメの成分によって悪影響を及ぼすことがあります。

そのためニキビでお悩みの方はてっとり早く医師や美容のプロなどの専門家に相談することをおすすめいたします。

ここでは、

  • メンズエステ
  • 皮膚科

の2つについて、それぞれ詳しく解説をしていきます。

①メンズエステ

メンズエステとは病院やクリニックではないので医師がいませんが、クリニックとは違った観点からニキビにアプローチしてくれるサービスを展開しています。

特にニキビの中では赤ニキビ(赤く晴れている状態)は治りも遅く、悪化しやすいので自然治癒も難しいケースがありますがメンズエステのクレンジングや美容メニューを受けることで、きれいに治せることが可能です。

エステによってはフェイシャルな美容メニューのほかに食事指導などニキビ対策になるアドバイスもしていただけるので、特にニキビができたことがない人は勉強も兼ねてメンズエステを訪ねてみるといいでしょう。

さらに詳しく知りたい方⇒「ニキビ・ニキビ跡ケアにおすすめのメンズエステランキングTOP8!

おすすめのメンズエステ

ラ・パルレ

ラ・パルレは女性だけでなく男性も美容メニューを受けられるエステで全国に店舗を構えています。

ラ・パルレではニキビケアとして角質の除去や肌の代謝を高める効果が期待できる光の照射、スキンケアまでおこなってくれます。

ラ・パルレのニキビケアコースは通常価格はやや高めの料金設定になっていますが、ラ・パルレにはじめて通う方限定でグッと安い体験コースが用意されていますので、ご興味があれば試しに申し込んでみてはいかがでしょうか。

【さらに詳しく知りたい方は】

⇒公式サイトはこちら

②皮膚科

皮膚科でのニキビ治療は、主に3つに分けられます。

白ニキビや軽い炎症の伴うニキビであれば、飲み薬と塗り薬の2つがメインです。

あまりにもニキビが悪化している場合は、ピーリングや光治療なども検討した方が良いでしょう。

皮膚科で行うニキビ治療

  • 飲み薬
    …体内バランスの乱れを整えるのが目的。
    例)ビタミン剤,抗生物質,漢方薬 など。
  • 塗り薬
    …ニキビの炎症を抑えたりするのが目的。
    例)抗生物質や消炎剤の塗り薬 など。
  • ピーリングと光治療
    …ニキビの殺菌や肌の代謝改善等が目的。
    例)ケミカルピーリング,IPL など。

皮膚科でのニキビ治療をさらに掘り下げて解説すると、まず赤ニキビの場合は炎症を抑えるためにトラネキサム酸などが配合された内服薬やメラニン色素の生成をゆるやかにするビタミン剤などが処方されます。

またニキビは塗り薬も効果的で、ニキビを悪化させている菌にアプローチしてくれるクリンダマイシンゲルなどが一緒に出されることもあります。

皮膚科でのニキビ治療は基本的に疾患を治すためにおこないますので、エステとは違いニキビ痕が残らないようにするところまでは配慮されていません。

ご希望にあわせてピーリングや光治療も受けられますが、保険外治療になりますのでそこはお財布とよく相談してから決めるとよいでしょう。

ニキビ治療の保険適用について

ニキビを病院で治療する場合は皮膚の疾患ですので健康保険などの保険内での治療となります。

そのため症状をスピーディに沈静化、改善できやすくなりますがニキビ自体を病院で治療してもらうと考えている人は現状で少なく時間経過の自然治癒に任せる人も多いのです。

症状が軽く、炎症も小さい場合は自然治癒もいいですが一度に複数のニキビができた場合は自然治癒どころか悪化することにもなりますので、皮膚科でしっかり診てもらうとよいでしょう。

ニキビのかさぶたは何日で治るのか?

ニキビの手入れをしている男性

出血してかたまったかさぶたはどれくらいの期間を待てば治るのでしょうか。

かさぶた自体は時間が経過すれば自然と剥がれ落ちるようになるのですが、具体的な日数が知りたいのが実情ですので詳しくお伝えしていきます。

①早くても28日はかかる

かさぶたが治る、または自然にかさぶたが剥がれ落ちるまでにはおよそ28日程度かかります。

この28日とは肌のターンオーバーの周期をあらわしており、肌の古い角質の下に新しい肌が待機しているのですが古い角質が剥がれ落ちて新しい肌へと入れ替わります。

そのためかさぶたも28日ほどの時間が経過すれば自然と剥がれてくれるのですが、肌のターンオーバーはどのような生活習慣を送っているかによっても前後します。

したがって早くかさぶたとニキビを治したいのであれば質のよい睡眠をとり、栄養バランスを考えた食事をとることが重要で、きちんとした生活をしてはじめて最短でも1ヶ月程度で回復の兆しがみえてくるのです。

②ニキビ跡に残るのか?

かさぶたはしばしばニキビ跡と同一視されることがありますが、これはどうなのでしょうか。

実際にはかさぶたがニキビ跡として残ってしまうことはおおいにあるのですが、具体的には次の3つの原因によって引き起こされてしまいます。

ニキビ跡にしてしまう原因

  • 紫外線によるバリア機能の低下
  • 汚れた手で触ることによる細菌繁殖
  • 質の悪い睡眠

まずかさぶたはあくまでも出血を止めるための仮の蓋ですので、ここにダメージを受け続けると跡になります。

たとえば太陽光の中には紫外線が含まれていますが、紫外線を浴び続けると皮膚の中で色素細胞がメラニン色素を作ってシミをつくり、また紫外線は肌を乾燥させる作用もあり肌のバリア機能を低下させます。

バリア機能が低下した状態の肌を手で触れると、手についていた目に見えない最近がかさぶたへ乗り移り繁殖し細菌を増殖させてかさぶただけでなく、ニキビ自体を悪化させます。

くわえて生活習慣、特に短い睡眠時間、昼夜逆転の生活を送っていると体調を調えてくれる成長ホルモンの分泌量が極端に下がるためいつまで経ってもニキビや肌がターンオーバーされず、尾を引いてニキビの改善までに時間がかかるのです。

かさぶたをとるとニキビ跡になるの?

ニキビの手入れをしている男性

自然に剥がれ落ちる前にかさぶたを触って自分で剥がしてしまうことがあります。

無理やりかさぶたを剥がした場合、かさぶたがあった周辺が紫色のような状態になっていることがありますがこれはニキビ跡になってしまうのでしょうか。

①ニキビ跡の原因とは?

ニキビ跡の原因は、ニキビのひどい炎症により皮膚組織がダメージを負うためです。

ニキビ跡がなぜ色づいて残ってしまうのかというと、これは体の防衛本能として皮膚の下ではたらいているメラニン色素が原因です。

メラニン色素は日焼けでも有名ですが、メラニン色素が作られるのは患部を刺激からガードするために作成されます。

そのためニキビの患部を不用意に指で触ったり刺激をするとどんどんメラニン色素が作られていき、ニキビ跡として肌の色が変色して残ってしまうのです。

また、かさぶたは患部が回復すれば自然に剥がれ落ちますが、剥がれ落ちる前にかさぶたを剥がすとキズが回復する前にキズを露出させることになり、外部から雑菌が入り込みニキビを再発させることにもつながります。

②ニキビ跡になった時の対策

ニキビはおさまったけれどニキビ跡として残ってしまった場合は自然治癒では完治するのは難しいです。

そのため「ニキビ跡は気にならない」という人は除いて、早期にニキビ跡を治したい方はお近くの皮膚科にご相談のうえ適切な治療を受けるようにしましょう。

なお、皮膚科でニキビ跡を治療する場合は、多くは保険外診療になりますので費用が高くなる傾向にありますので注意が必要です。

皮膚科のニキビ跡の治療

  • 炭酸ガスレーザー
  • ダーマーローラー
  • ビタミンC療法

皮膚科でのニキビ跡治療では塗り薬や内服薬の使用は少なく、主に機械を用いておこないます。

たとえばニキビ跡治療で有名なものに炭酸ガスレーザーというものがありますが、これは肌にミクロ状の小さな穴を開けることで、穴周辺に熱が帯びて周囲の皮膚が収縮しコラーゲンを作成させます。

コラーゲンが作成されることにより凹んだニキビ跡を整えてくれるだけでなく、ニキビ跡のくすみも調えてくれる効果が期待できるのです。

⇒さらに詳しく知りたい方は⇒「ニキビ跡の凸凹を改善する方法とは?!【どうしても治したい人向け】

まとめ

いかがでしたか?

ニキビのかさぶたは不用意にいじったり髭剃りで刺激してニキビを出血させたことにより起こってしまいます。

ニキビにかさぶたができてしまった場合は自然に剥がれ落ちるまで刺激しないこと、そして規則正しい生活習慣を送りニキビ自体を緩和するように心がけましょう。

もしおひとりで不安であればニキビは皮膚科で治療できますので、医師にご相談されてみてはいかがでしょうか。

※本記事の内容は、時期によって公開時の内容とは異なる場合がこざいますのでご了承ください。

<出典一覧>
公益社団法人 日本皮膚科学会 (閲覧日:2019年3月29日)
・参考文献:宮地良樹 皮膚科診療最前線シリーズ スキンケア最前線 メディカルレビュー社 2008年2月15日
・参考文献:吉木伸子 スキンケア美容医学事典 池田書店 2011年9月30日

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